全国に知られたリゾート地・湯沢町へ来町者には、著名な文化人も多く含まれています。
従来特定の人物について、活字資料を中心とした文芸作品で紹介されてきましたが、一方肉筆資料をじっくり鑑賞することはほとんど行われていません。
「雪国の宿 高半」が所蔵する川端康成や北原白秋などの文芸家作品を中心に、書画絵画を映像で紹介します。
作品の生まれた時代背景や湯沢の文化風土を知ることで見えてくる作品の本質に迫ります。
また、小説『雪国』の芸術的な描写を朗読により、紹介します。
【講師】
岡村 鉄琴(新潟大学教授)
「川端康成から始まる湯沢町ゆかりの文芸の魅力」
萩生田 真千子
「朗読から広がる『雪国』の世界」