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「早津剛展 かやぶき民家 里帰りシリーズ in 湯沢」9月17日まで

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【期間】2019年4月25日(木)より9月17日(火)まで

6月25日(火)、早津さんによる作品解説を行いました。町内外より約20名の参加がありました。どんなに大きなキャンバスでも、現地へ運んで描く早津さん。「写真を見て描いたりしちゃ、面白くないんですよ。雪だったら、その下に何があるかまで表現しないと」と話していました。
今回の展示では、町内在住の画家、高橋貞良さん(78)から多大なご協力いただいています。高橋さんは古い家屋を題材に油絵を描き、2017年には当館にて油彩展「なつかしい家屋」を開催しました。
町内から参加した70代女性は、高橋さんと早津さんの作品の対比を視点に語りました。「やわらかな曲線でまとめられた茅ぶき民家、ほぼ直線でまとめられた懐かしい家屋。まったく対照的なのに、どちらもたまらなくあたたかくて懐かしい。ふたりとも、貴重な歴史を描いているんだなと感動した」と感想をいただきました。

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 県内を中心に個展を開く早津剛(はやつ  つよし)さん。早津さんは魚沼市在住の画家で、昭和13年生まれの80才。現在、ご自身の早津ギャラリーで作品を公開されています。今回、雪国館では約40~50年前に早津さんが湯沢で描いた作品10点を展示します。早津さんにとって、湯沢町で初めての展覧会となります。

かやぶき屋根の家は建て替えられ、今ではなかなか見られない光景となりました。早津さんは「湯沢で描いた作品を”里帰り”させたい」と話しています。

写真は早津ギャラリーで、作品の前に立つ早津さん。大きなキャンバスでも現地へ運び、必ずその場所で描くのだそうです。

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