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中島すい子講演会で瑞祥庵の仁王尊について紹介しました

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 「第2回 中島すい子 講演会 ~越後中里、雲蝶のロマンは続く~ 」が2月11日に開催されました。町内外から来場があり、約20人がテレビ画面に映された写真や資料などを見ながら、約1時間半の講演を聞きました。
 講演では、石川雲蝶作、瑞祥庵(ずいしょうあん)の山門の仁王尊について、中島さんが調査した内容を中心に紹介しました。仁王尊は2体あり、そのうちの1体は、小千谷の「小船井(おぶない)新八(しんぱち)」が寄贈しました。その事実を元に、中島さんは小千谷まで行き、新八の子孫を訪ね歩いて探し当てました。話を聞くと、新八の実家は、塩沢宿にある扇屋書店だと分かりました。そこまでの話は、第1回でも紹介しましたが、今回はその後、続けて取材した内容の紹介もありました。仁王尊は昭和4年に塗り直されています。「塗り師」は、小千谷の職人、西方久治。中島さんは、子孫を探して小千谷へ訪れ、そして探り当てたのです。新発見の情報に、中島さんの語りも熱を帯びていました。
 講演会終了後、中島さんは「この講演を聞きたくて来たという人が多くて、感激しました」と笑顔で話していました。

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