トピックス

「背中いち」製作の実演 ※終了しました

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ワラ細工職人の小林守雄さん(87才)が「背中いち」製作を実演します。

【日時】2018年4月7日(土)午前10時頃~午後3時頃(12時頃からお昼休憩があります)※終了しました

「背中いち」は、ワラ製の肩当て、背当てのための道具です。荷物を背負うとき、肩や背中を保護する目的で装着しました。 「これを作られる人は、だいぶ少ないんじゃないかなあ。荷物を背負う必要がないからね。作らないと忘れてしまう」と小林さん。珍しいワラ細工品の製作です。ぜひ、じっくりご覧ください。お話好きな小林さんにも、会いにいらっしゃってください。

「湯沢桜名所巡り」※終了しました

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2018春季特別展「湯沢桜名所めぐり」

期日:3月15日(木)~5月29日(火)※終了しました

4月29日に「花まつり・ゆざわ」が開催されます。
ぜひご来場ください。雪国館の受付で「花まつりに行った」とお声がけいただけたら当日に限り、雪国館の入館料500円を400円に割引いたします。小中学生は無料です。ぜひ中央公園と雪国館、あわせていらっしゃってください。

町内の桜名所を油彩画と写真パネルでご紹介します。油彩画は町内在住の高橋貞良さんによる作品で、2枚とも桜の季節の中央公園を描いています。写真パネルは、スキー場や校庭、公園、神社などに咲く桜を、ボリュームたっぷりにお見せします。個々で見れば小規模ながらも、町全体で見ればスケールがあるのでないでしょうか。湯沢町が制定する「町の木」は「紅山桜(ベニヤマザクラ)」。山桜に比べて花が大きく色も濃いので、鮮やかな色彩が目を引きます。雪の白と芽吹いた木々の緑、紅山桜のピンクが重なった風景は美しく、雪国・湯沢ならではとも言えます。今年はぜひ「桜名所めぐり」をお楽しみください。

「春を待つ湯沢の自然にふれる会」※終了しました

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講師は湯沢町森林インストラクターの高橋正明さん。 スノーシューを履いて雪上を散策しながら、 湯沢の自然について高橋さんの解説を聞きます。

開催日時は3月15日(木)午後1時30分集合、2時間ほどを予定。※終了しました

湯沢町内の森林を散策します(詳しい場所については下記にお問い合わせください) 参加料は1,200円(ガイド料、保険料、消費税込み)。 追加500円でスノーシューのレンタルも可能。 とろみのついた醤油ソース「あげもの大醤」が1本お土産。 湯沢で人気のお肉屋さん特製コロッケもおやつでつきます。

お問い合わせとお申込みは下記にお電話ください。 湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」 電話:025‐784‐3965 (水曜定休、午前9時~午後5時営業)

冬季特別展示「雲蝶と源太郎 写真パネル展」※終了しました

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【開催期間】平成30年2月1日(木)から3月13日(火)まで ※終了しました
【協力】瑞祥庵、天昌寺、龍谷寺、株式会社高半ホテル、青木酒造株式会社

雲蝶作品の「瑞祥庵 仁王尊像(湯沢町)」、源太郎作品の「元三国峠権現堂扉(同町)」「薄荷円看板(南魚沼市塩沢)」「天昌寺(同市思川)」、ふたりの作品がある「龍谷寺(同市大崎)」などを写真パネルでご紹介します。11日に開催の講演会にあわせて、ぜひご覧くださいませ。

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【↑左】瑞祥庵 仁王尊(雲蝶) 【↑右】元三国峠権現堂扉(源太郎)

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【↑左】薄荷円看板(源太郎) 【↑右】天昌寺 欄間(源太郎)

 文化11年(1814)生まれの彫刻家、石川 雲蝶。4年前の2014年には「生誕200年」で注目を浴び、特に魚沼市の西福寺は賑わいをみせ、大型バスで多くの観光客が訪れました。
 湯沢町の指定文化財として登録されている瑞祥庵の仁王尊像は雲蝶作品であるものの、注目度はあまり高くないように思われました。しかし、湯沢町にある雲蝶作品は、たったひとつ。貴重なひとつなのです。魚沼市や南魚沼市にいくつも存在する中で、湯沢町にひとつだけポツンと離れて存在するのは何故なんでしょう。不思議ではありませんか?
 その「不思議」を徹底的に面白がって調査したのが、雲蝶の研究家である中島すい子さんでした。中島さんはヒントをひとつ拾い上げると、何処へでも探しに行きます。探し尽くしたと思うほどの現在、別の視点で雲蝶に迫ろうではないかという思いが沸き立ちました。それが、雲蝶より15才年上の小林源太郎。何かと接点が多いふたりです。
 湯沢町には指定文化財として登録されている元三国峠権現堂扉もあります。湯沢町にある、たったひとつの源太郎作品。こちらも謎が多く、中島さんは目を輝かして調査しています。
 湯沢町はスキー場が多くあり、温泉もあり、自然も豊かです。でも、それだけではなく、魅力的な文化財にも注目していただきたいと思っています。皆さんも、ぜひ私たちと一緒に雲蝶や源太郎という幕末の彫刻家に思いを寄せ、徹底的に面白がってみませんか。

湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」展示担当スタッフ

「第5回 中島すい子 講演会 ~雲蝶と源太郎~」※終了しました

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おかげさまで2月11日に講演会を開催することができ、町内外より約30名の来場がありました。
小林源太郎といえば、町指定文化財の「元三国峠権現堂扉」(株式会社高半が所蔵)。中島さんはこれまでに3度、高半へ取材に訪れました。女将の高橋はるみさんから聞いた話などを披露した他、平野屋(現・青木酒造)「薄荷円大看板」の屋根を発見した情報を公開。今まで注目されなかった源太郎に光を当てた内容となりました。
町内から来場した30代の女性は「この講演で色々知ることができてよかった。源太郎を私も追ってみようかな、他にも作品を見てみたくなった」と感想を下さいました。
中島さんは「源太郎について、もっと掘り下げてみたい」と話していました。

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石川雲蝶バスツアー専属ガイドであり『私の恋した雲蝶さま』著者の中島さん。
雲蝶の同時代に活躍した彫刻師・小林源太郎を通して、新たな視点で雲蝶に迫ります。

【日にち】2018年2月11日(日、祝) ※終了しました
【開始時間】午後2時
※ 入館料が必要です。
※ 定員30名(予定)に達した際、お席が無い場合があります。

主催:一般社団法人 湯沢町観光協会
後援:湯沢町教育委員会
協力:南魚沼雲蝶会株式会社高半ホテル

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 雲蝶が魚沼に滞在していたころ関わりがあった人々、同業者たちとの交流など、雲蝶を取りまく時代背景の中、特に大きな影響を与えた存在として、熊谷の彫り師、小林源太郎がいます。
 雲蝶が豪快な瞬発力のある躍動感あふれる作品を彫れば、 源太郎は180度ちがう、繊細で穏やかな正統派の作品を彫ります。このふたりが魚沼の社寺仏閣に、まるで申し合わせたように作品を作り置きしています。
 作品の中に「これでもか!」と言わんばかりに自己PRの 刻銘を入れる雲蝶と、彼のかたわらで穏やかな作品を彫りながらも名前を残さないため、雲蝶の作品の陰に隠れてしまっている源太郎。約160年前、やがてこういう時代が来るという先見の明が、雲蝶にはあったのでしょうか。刻銘を残す習慣と、そうでない習慣の違いは明らかに明暗を分けていますが、15歳の年齢差のふたりが行動を共にした経緯とはいったい何だったのか、 雲蝶の「人となり」に寄り添うには、きっと源太郎を外すことはできないと思うのです。
 雲蝶と源太郎の対照的な作品の面白さ、人柄も真逆なのかも知れない。大喧嘩をして共作の作品を途中で投げ出し未完成に終わったという言い伝えもあるので、ふたりの交流の謎解きには、想像以上の面白さがあると思います。【中島すい子】

湯沢町指定文化財「元三国峠権現堂扉」彫刻・小林源太郎(株式会社高半ホテル所蔵)
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