温泉が体にいいのは、ご存じのとおり。
それは、温泉にはたくさんの効果があるからです。
ひとつひとつの効果が的確にじーんと体に効くのです。
◆ 温熱効果
長時間の入浴は副交感神経のはたらきを活発にします。
血圧を下げ、筋肉のコリや関節の痛みをやわらげ、胃腸や胆のうを元気にするなど、
さまざまな作用があります。
◆ 静水圧効果
血行をよくし、心臓の動きや呼吸を活発にし、肝臓やすい臓の機能も
高めます。また、温泉に含まれる有効なガス成分を体内に取り入れやすくします。
◆ 調整効果
温泉が体を刺激し、自律神経機能を改善。ホルモン分泌の調整で体の
生理的な作用や機能が正常にし、自然治癒力を高めます。
◆ 化学効果
温泉中に含まれている化学的成分が保温効果につながります。
微量な成分は蒸気から体内に取り入れられ、入浴によっても吸収されるといわれています。
◆ 浮力効果
お湯の浮力は体を楽に動かせるようにします。
リハビリにも利用され、肥満、腰痛、関節痛の人にも向いています。
◆ 転地効果
温泉に出かけることで環境が変化。それにより間脳、脳下垂体、副腎系が刺激され、
ホルモン分泌を盛んにし、ストレス解消になります。
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